不実体経済のツケは、地道な生き方に、駄目を出す。

86歳で廃業する老職人の記事が今朝の新聞に掲載されていた。
70年に亘って、その道一筋に、本当に地道にコツコツと努力されて来たそうだ。

今まで、幾多の不況の影響にも文句を言わず、耐え忍んで来たそうだが、
今回の大不況には、踏みとどまれなかったと言う。

自分もそうだが、「学歴がない奴は、手に職つけなければ!」っと、
「汚い、きつい、給料安い」を耐え忍んで、黙々と人が酒飲んでひっくり返ってる時も、文句を言わず、無我夢中で働いて、ようやく手にした技術なのに!

今の世の中は、そんな地道な生き方にも、駄目を出す。

では、まっとうに生きて駄目なら、どう生きれば良いのだ!
教えて欲しい。

私は前のブログに、上場しないマンモス企業が作りたいと書いた。
私は町工場に生き返ってもらいたい。
家族で必死に守ってきた工場を閉めて欲しくない。

だから、大小、能力の違い等で、多くのバリエーションの
"Tokuda S,G-Motor" を企画し、たくさんの部品を、
町工場の分業体制で作り、「地道な生き方はオーケーなんだ。」
っと、思える世の中にしたい。

私は自分の命を終えるまで、どこまで出来るかはわからない。
でも、道筋さえ作れば、後に続く人がきっと現われると信じてる。

化石燃料消費ゼロ”を目指し、私は心血を注ぐ覚悟だ!