2006-01-01から1年間の記事一覧

”余生の夢”

退職後、他社に勤めようか、個人事業主になろうか迷ったが、今までの経験を生かして、自分でやってみようかと思い、2005年6月に個人事業主として独立した。 今まで、29年に渉る会社勤めで、自分にとっての会社の存在価値が分からない部分があった事を、あ…

”七転八倒”

そこで、その時点で、とにかく必要最低限だったマシニングセンターを中古で入れてもらい、80%外注構成だった仕事を90%社内構成にして、設計製図、加工製作を全て行い、設備を少しずつ増やし、バラックだった工場の空き地に、門型のマシニングの仮工場を建…

”金型人生”のはじまり

1977年 17歳で(有)○○プレス 金型部入社 セーパーとボール盤、成形研磨とバンドソー。このような乏しい設備の町工場で、手作りでの金型製作を学び始める。切り刃の加工は、パンチが成形研磨、ダイは、やすり仕上げという加工方法だった。この会社で、プレ…

金型業界の将来

分業化されている金型業界の将来は、技術者不足による、金型技術の低下につながり、競争力を失った日本の金型産業は、やがて、世界から、製品も、金型も輸入するようになり、物作りにっぽんの称号は消えてなくなる。 機械の使い方、図面通りの部品の作り方し…