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不運にも新型コロナウィルスに罹患された方々、
不運にも大雨による災害に遭われた方々に対し、
心からお見舞い申し上げます。
コロナ禍の中、ようやく経済活動を再開し始めた矢先の大雨による災害の発生、
長崎県出身の九州人として、心が捻じれてしまう思いです。
それと同時に、何も出来ない自分を情けなく思います。
医療関係者の皆様や、自衛隊、消防、警察、そしてボランティアの方々、
心から感謝の意を表します。
復興を何らかの形で下支え出来るよう、私なりに精一杯努力致します。
写真を2枚、掲載します。
これは、医療分野や文具分野をはじめとして、様々な分野のコストカットの
実現を提供出来る、順送プレス加工仕様のステンレス製、微細鏡筒の試作
サンプルです。サイズ違いの物は、単発金型(トランスファ仕様)を含み、
既に量産されていますし、ただの管形状であれば、引き抜き加工での量産が、
一般的ですが、写真サンプルサイズのただの管形状でない物は、順送プレス
加工では、特殊ではないかと思います。
順送プレス加工は、コイル状に巻き取られた板状の材料を、一定の送りピッチ
で進行させながら、徐々に完成品にプレス加工をして行く工法で、この微細な
鏡筒の順送金型には、45ステージが必要となり、つまり、材料をプレス加工
し始めて、それを45回繰り返して、はじめて製品が出来上がります。
一度材料を投入し、45回プレス加工を行えば、45工程かけた製品が、1秒~
2秒の間に1個、次々に完成します。これは、引き抜き加工した材料をカットし、
両頭の管外径・内径の渕に発生するバリを取ると言う工法や、電気鋳造、
3Ⅾプリンターの進化した未来を使用した加工だとしても、無理かと思います。
私が順送プレス加工にこだわっているのは、イニシャルコストは他の加工でも
ある程度必要になることは同じだとしても、製造コスト的に、これほど安価に、
そして、短時間で大量生産が出来る塑性加工が、他に無いからです。
弊社では、2019年、回転式シェーバーで2件の特許を取得しました。そして現在、
医療分野で1件、文具分野で1件、特許出願中です。
私の最終目標は、「学問で世界平和を実現させること!」です。
そのために、今後も力を蓄え、研究開発を加速させ、目標達成に向け全力で
自分自身と戦って行こうと思っております。