遅ればせながら!
皆様、おはようございます。
関東地方に台風19号が接近しつつあります。
つい1ヶ月ちょっと前、台風15号の被害にあわれた千葉県にお住いの皆様方、
傷も癒えぬうちに、被害が最小限であることを、只々祈るばかりです。
そして自分の家も、前回同様、風をもろに受けるので心配です。
さて、この年になって、遅ればせながらですが、2019年「特許」を2件、
取ることが出来ました!
回転式シェーバーという、電気量販店でよく見かける「Ph〇〇〇s社」
製などの三つ目玉のシェーバー等に使われる、切り刃部分の特許です。
硬い言い回しはやめましょう。
これらのシェーバーには、ヒゲが入る穴が開けられていて、直接肌に触れる
「外刃」と、その穴に入ってきたヒゲをカットする「内刃」という、主にこの
2部品で出来ているんだ!
2013年に「外刃」の世界初の順送プレス金型を、お客様から製品図を支給して
頂き、一から設計・製作したのも僕なんだ!
その金型を注文して下さったお客様は、上記金型を使って、2014年から量産を始め、
今現在も、その会社の全ての機種の回転式シェーバーに搭載する為に、作り続けて
いるんだ!
その「外刃」を使った回転式シェーバーは、このはてなブログの2017年3月31日分に、
写真を揚げているので、見て頂ければ嬉しいです。
上の写真は、左側が僕が作った世界初の順送プレス金型でプレスした「外刃」で、右側が「内刃」、部品点数が少なくとてもシンプルだ!
世界シェア―№1の「Ph〇〇〇s社」だって、金属素材の形を変化させて作る部品の
製造方法としては、一番安価で、一番早く沢山作れる工法のプレス量産化は、
金型製作が難しいことが原因で、未だに行われていないんだ!
今までの作り方では、ヒゲが入る穴は、高額な機械で酸で溶かして開けたり、一個一個、削って穴を開けているんだ!
上記は「Ph〇〇〇s社」製で、左側が「外刃」、右側が「内刃」、部品点数が多く、溶接されていて、とても複雑な構造だ!
話しまで複雑になってきました。
今回僕が取った特許は「外刃」ではなく、「内刃」の特許で、「Ph〇〇〇s社」が、
上記写真の通り、その「内刃」に、4部品を使い、それを溶接して仕込んでいる
「リフトカット」という「深くヒゲが剃れて、肌に優しい!」という機能を、
一部品しか使わず、しかも溶接ナシでそれらと同じか、それ以上の機能を持たせる
特許なんだ。順送プレスで製作するので、一番安く作れて、一番たくさん出来る。
つまり、部品点数も減らすことが出来て、溶接も必要ないことから、他のメーカーに
比べて、とても安くて、同等以上に性能の良い物が出来るんだ!
僕はその2件の特許を、まずは「外刃」の順送プレス金型の注文を頂いた、
御恩ある会社に!と思い、「筋を通して!」伝えたんだ。
でも、もしもその会社で、その特許が必要ないと言われたら、日本国内や諸外国の
回転式シェーバーを製造しているメーカーに、使ってもらいたいと思うんだ。
だって、その特許を使うことで、大幅なコストダウンが実現出来れば、世界中の
回転式シェーバーを使ってくれるユーザー様達に、安くて、安心・安全な回転式
シェーバーを、使って頂けるのだから!!
これからも、全世界の人々に、安心・安全を届けられるように、
研究開発を続けてまいります。
「常識を覆すことから目を背けることこそが非常識!」
弊社にご興味・ご質問などある方は「tokuda.ard1272@gmail.com」にメールを下さい。