JALは必要か?

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銀行の破綻は国民生活に強いマイナス影響があるから・・・・!?っと、巨税を投じて再生させる意味は大きいのかもしれないが、今回のJALの場合、民営化当時から、赤字運営だったのに、改善しようとするどころか、赤字を増加する方に向かわせておいて、又それを、国も見過ごしておきながら、いざ破綻したからと言って、ANAJASもあるのだから、国民生活には何ら関係ないのに、巨税を投じるのは疑問だ。
まして、国民生活に大きく関係する銀行に対し、巨額の債権を一方的に放棄するというのだから、銀行はどうでも良いという事なのだろうか?
先の衆院選でK大臣のマニュフェストは、大きく我々を助けると掲げられた。しかし、選挙が終わってみれば、銀行側の圧力で銀行擁護に向き、結果的に我々の為には何にもならなかった。それどころか、銀行に相談に行ったり書類をかき集めたり、マイナスの時間と手間ばかりだった。
国政は、国民を助けるぞぉー!・・・っと猫ダマシののろしを上げても、中身は保証協会の判断に委ね、我々に対し、表面上銀行が仕事をしたと見せかけて、保証協会から許可が下りなかったとギブアップ。
結果的に、我々は、余計に窮地に追い込まれた。

しかし、国は、国が銀行に働きかけて、JALの債権を放棄させた。

天下り擁護と言うか?役人擁護と言うか?
金がらみの腐った中身は、国家の最高責任者たれども、どうすることも出来ないと言うことなのか?

まあ昔から、この国のトップは、弱い国民を救う体質ではなかった訳だから、その体質が、金と権力を持った人たちにとって、非常に心地よい体質なのだから、今さら変わって欲しくないのだろうし、変わっては困るのだろう!

今の民主主義の世の中で、革命的な骨のある、若い政治家が生まれたとしても、変わっては困る軍団に潰されてしまうのだから、変わりようがない。

刀を持っていた時代と同じで、己がやばくなると口封じに・・・・!っと言う事も、いまだにこの権力社会ではありうるのかも?

もっと、根本に戻って考えて欲しい。

特に、「我々製造業の町工場の人々を、今救わないと、国自体が救われない。」っと言う事を!
景気回復は大企業の業績が重要ではなく、町工場の業績次第だと言う事を!
日本の製造業の約95パーセントは、中小零細企業だ。残りの約5パーセントの大企業やその従業員から集める税金と、中小零細、そして、その従業員から集める税金の差は歴然だ。

日本の製造業の空洞化は著しい、大企業は利益主導ばかりに目を奪われ、不必要な価格面の競争ばかりを激化させている。
それが国家にとってもプラスだと錯覚しながら。

そのうち、骨粗しょう症のように、国家はぼろぼろになってしまう。

私は、町工場を助けたい。

何にも悪い事をしてない。永年に渡り、一生懸命にコツコツ働き、得意先から繰り返し、執拗にコストダウンを迫られ、本当に少ない利益の中から、無条件に税金を絞り上げられてきた。
でも、我々が窮地に追い込まれても、税金を使って救ってはくれない。不条理にさいなまれる。

でも、私は今回の展示会と新エネルギー業界に賭けている。

”町工場の笑顔を取り戻す為に・・・!”