誇りをすてるな!

ここ数年、諸外国との競合で、価格破壊の渦中にある日本の金型業界。

「日本を作った。」っと言っても過言ではない、
製造業の根っこを支えて来た、金型業界の職人達よ。

いつから、その誇りを捨ててしまったのだ?

ほとんどが機械化になったとは言え、設計、最終調整、
玉製は、人の手と頭に拠る物だ。

そして今でも、諸外国では出来ない物が、まだまだある。

その諸外国では出来ない物まで、客先の言いなりになって、
受注しても赤字になる価格で受けてしまうのだ?

特にプレス加工サプライヤーの皆さん。
金型を内製出来るからと言って、
何故、適正価格の25%で受注してしまうのだ?

自社の目先だけ考えず、もっと、日本レベルでの製造業の将来を考える事が出来ないのだ?

結局、採算の取れない受注は継続性がないではないか!

金型業界の技術者諸君!!
もしも自社(自分)の技術が一番だと言う自信と誇りを持っているのであれば、
「その値段では受注不可能!」っときっぱりと意思表示すべきではないか?
日本全国の金型業界関係者がそういう意思表示をしない限り、日本の金型産業、いや、金属プレス産業は全て、ここ数年で廃業に追い込まれてしまうであろう。

つまりは、日本のほとんどの製造業が消滅する事になるだろう。
そして、「日本国倒産!」だ。

亀井大臣の発言を実行してもらい、返済猶予期間の間が、ラストチャンスだ。
その間に、金型産業を適正価格に戻し、3年後に返済を再開する時には、それぞれが、今のドン底から脱出していなければならない。

亀井大臣の言った、住宅ローンと借入金の3年間返済猶予は、必ず実行してもらわなければ、日本の製造業(中、零細企業)は、すべてなくなってしまう。
つまりは、「日本国倒産!」だ。

同士達よ!今こそ勇気を出そう。適正価格に戻す為、皆の暮らしを戻す為、年金滞納を減らす為、皆の為に頑張る事が、やがて、自分に返ってくる。
自分さえ良ければと目先に囚われると、人を苦しめた苦しみは、やがて自分に返ってくる。

まじめに地道に働けば、三度のご飯が食べられて、子供を育てる事が出来て、自分達を育ててくれた老人の方達の為に年金が払えて、世間一般で流行ってる電化製品等の文明を使用出来て、少なくとも、免許を取った若者が車に乗る事が出来て・・・・・・!っと言う、人並みの暮らしが出来る社会を作って行かないと、文明社会を作ってくださった先祖に申し訳が立たないし、人情が失われつつある社会から、益々、人情がなくなってしまい、それもまた、「日本国倒産!日本国崩壊!」に繋がってしまう。

同士諸君、もう一度、永年苦労を重ねて培って来た技術に自信を持とう。そして、誇りを己の体の中にみなぎらせ、儲け主義の大きな力と戦おう!