とんでもない時代だ!

最近の話であるが、私はかねてから、

「自分が人にされて悲しい想いをしたり、辛い思いをしたことは、

絶対に自分は人にしないように!」っと思って生きてきた。

しかし、最近の一部の人は、自分が人にされて辛かった事を、
人にするのは平気になっている。

そして、「自分さえ良ければルールなんてどうでも良い!」
っと思ってる人がいる。

そんな人たちを、とんでもない時代が育んだのか?
それとも、そういう人たちが増えたせいで、
こんなとんでもない時代が訪れたのだろうか?

きっと、大企業が先頭をきって、自社さえ良ければ・・・!っと
突っ走ったツケが、まわりまわって、
極零細企業の人格にまで波及してしまっている。

みんなは、この価格破壊を黙って、「時代だから!」とか、
「生き残る為に仕方ないから!」とか、
受け入れていて良いのだろうか?

このまま行けば、順番的にだけ、競争力のない弱者が
最初に潰されるが、結局、潰される時が、時間的に遅くなるだけで、
みんな潰されてしまう事をわかっていて、
自分さえ良ければと、一次下請け企業の強引な
価格破壊の押し付けを、受け入れているのだろうか?

このまま行ったら、間違いなく、この日本から町工場は消える。
そして、日本の製造業の火は消える。

断固、ダンピングを阻止して、最低限の生活は守ろう!

従業員が定時間働いて食べていけるだけの単価を獲得する事が
社長の仕事である。
そして、部下を使えない上司は無駄な石潰しなので、
解雇しないまでも、適材適所に人事を振り分ける事も、
また、社長の仕事である。

私はそう思う。