平和ボケ、緊張感ゼロ、やっぱ人の痛みは、彼にはわからないんだねぇー!

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長きに亘った前経営陣の傲慢の報いを、真っ向から受けて立ってるT社長は立派だと思う。
皆も先刻承知の上であるが、社長に就任して、まだ、わずか7ヶ月余りなのだ。
それに、儲け主義に走ったとまでは言ってないが、今までの社の姿勢を反省した事は、
あれだけのマンモス企業のトップの発言としては、異例だと思う。
最も重要な事は、反省を繰り返さない事だ。

公聴会で述べた事を実践すべく、”志”を重要と考えるならば、日本国内の町工場の元気を取り戻し、
T者の信頼回復に向けて、一致団結する気運を高める事が急務だ!
しかしながら、真逆と思えるのがH氏だ。
一国家対一企業と言う構図に対し、「国家レベルの経済問題には発展させないで欲しい!」
っと言うようなニュアンスで発言している。
あくまで私見ではあるが、国家レベルの問題に発展させないよう努力をするのは、国の仕事だ。
一マンモス企業の納税が、どれほど国家に貢献してるのか!
万が一、その納税がなくなってしまったら、自国が経済破綻の危機にさらされる事ぐらい、わかってるはずなのに・・・?
「格好つけるのもいい加減にしろ!」っと言いたくなる。
確かに今まで、T車のやり方に不満な人達もたくさんいると思う。
現に私もそうだ。しかし、大きく社会的に考えたならば、T車の存在なしに今はないし、
T車をはじめとして、日本の製造業に携わるほとんどの人たちが、良い思いをした時もあったはずである。
これもまた、現に私もそうだ。 そのような中で、皆、T社と同様、傲慢になり、現状の終わり・急落を察する事が出来ず、
平和ボケ、緊張感の欠落に気付かず、この不景気を迎えた事を、私も含めて、未だに人のせいにしている。
今回の事で、国はあてにならない事が再確認出来た。
日本の製造業に携わる町工場の皆様方、一念発起、黙って待って死ぬなら、戦って死にましょう!
私は、日本の製造業の炎を消さないために、T社を応援して行きます。

ところで、一昨日、6年ぶりに、汎用機械に触った。試作品を展示する為のアクリル台を作る為だ。
栃木の知り合いの町工場に機械を借りた。加工物は金属ではなかったが、
バンドソー・フライス・旋盤と、久しぶりに腕がなった。ハイトゲージやノギスに触って、まるで少年のようにワクワクした。
やはり30年近く、現場で金型を作ってきたので、「あらためて現場は良い!」っと思えた。
私はこの展示会を期に、自社工場を持つ予定だ!
多くの町工場に協力願い、セパレータを量産して行く。
そして、第二・第三の研究開発を成功させる為の、自社工場を持つ。
協力して下さる町工場の、良い仕事を確保する為に、価格競争はしない。
その為、常に技術競争の勝者でいなければならない。
私は必ず、第二・第三の研究開発を成功させ、親族に限らず、次世代に継承して命を閉じる。