新年明けましておめでとう御座います!

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皆様方には、旧年中のご厚情に深謝すると共に、
本年も、相変わらぬご愛顧とご指導を御願い申し上げます。

さて昨年も、日本の製造業の益々の空洞化と言う現実に、
力有る者は海外進出を図り、益々の空洞化を招く流れに水を注ぐ形になり、
力無き者で借財のない者は、廃業・解散! 
借財有る者は、倒産・自己破産に追い込まれた。

大企業に追随し本拠地を日本に残し、
海外進出を果たした中小・零細企業が、
はたして何年基盤を継続出来るであろうか?

今や中国は巨大なマーケットと化し、人件費のメリットも以前に比べると、
それ程ではなくなったが、仕事量の多さはその比ではなく、
又、タイやマレーシア、ベトナムミャンマーなどもそれに追随し、
バブル時の日本のように、人も業者も足りない状態だ!

しかし、それを支えているのはデジタル技術で、
国や国民性が変わっても、出来上がってくる製品は、
最低限、同じレベルのものだ。

私の私見だが、そのデジタル技術に追随して海外進出を果たしても、
又、価格の安い所を目指して製品が動いてしまうので、
いたちごっこになると考える。

大企業ならばそれでも追随できるが、中小零細では、
それに追随しようとすると、日本の拠点までもガタガタにしてしまう。

それならば、こんな価格競争の今こそ、デジタル技術で作れない、
町工場のアナログ技術の粋を集結し、更に、優れたデジタル技術と
高次元で融合させる事を目指し、そのアナログ技術がなければ作れないけれど、
どうしてもなければならないという製品を完成させる事に、心血を注いだ方が、
私財の投入も少なくてすむし、簡単には真似されない、
しばらくは、価格競争に左右されない、本物を作り続けられる。

昨年から続けている事だが、本年のスローガンも、昨年と同じである。
「町工場同士、助け合おう!分かち合おう!」日本全国の町工場救済!

只でさえ少ない仕事を、価格を下げる事で取り合うのではなく、
時には断る事が出来るくらい、必要とされる技術を磨く事こそが、
時間は掛かるが、もう一度日本の町工場に活気を取り戻させる大きな力になる。
私は日本の町工場の技術に、世界一の自信を持ち続け、
この精神で今年も頑張ってゆく覚悟だ!

仕事がある所はスルーして、仕事がない所には、
技術指導をしてでも発注する。
努力次第だが数年で、仕事量や技術力の平均化が計れると信じている。

そして、日本のブランド力の向上こそが、我々日本全国民の子孫に、
平和で美しく、また住みやすい日本を残す事に繋がると思う。

町工場の皆様方、今何か出来るはずです。
腕一本で子を育て、家を守ってきたのですから!
そして、これは真似出来ないし、機械でも無理!
だけど飛躍的に役立つ!
というような技術を発見されましたら、連絡下さい!
 
私達が見極めて、必要としてる人に紹介します。

さあ!今年も、決して腐らず、頑張りましょう!